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自然アート教室〜「正解のない世界」を自分の色で描く〜

5月30日
読了時間: 3分

今回、NPO法人風のアオライでは

これまで心和学園で培ってきた

アート活動をもとに、4歳〜6歳向けの

アート教室を開催しました。


今回のフィールドは、森と海。

森がざわめく音、海の波の音。


室内では感じることのない環境の中で

五感を研ぎ澄ませながら行うアート活動は

普段は閉じている感覚を開くのに

充分な時間となりました。


また、子どもだけでなく大人も

アート活動に参加し、表現することを楽しみました。


大人も子どもも対等な一人の表現者として

向き合うことで、その場に自然と対話が生まれ

より豊かな時間が広がっていきました。


目次

1、森の中で泥アート



自然アート教室は絵の具と筆を作るところからスタート。


今回は2色の絵の具作り。

1色は畑の土。もう一色は森の土。


筆も枝や葉っぱを切って筆にし、

絵の具も筆も自分たちの手で作っていきます。


「どんな絵の具になるかな?」

「この枝で描いたら面白そう」

そんな問いが子ども達の想像力を広げてくれます。



水の量によって変わる粘り気。

畑の土と森の土の違い。


既製品でなく、自分たちで

作っていくからこそ生まれる

疑問や発見があります。


大人も一人の表現者として

アート活動をするからこそ

そこに対話も生まれていきます。


自然アート教室は、上手な絵を

描くことが目的としていません。


それよりも、自分の気持ちに気付き

ありのままを表現できることの方が

これからの人生によっぽど価値があると

私たちは思っています。


4歳〜6歳は、「やってみたい」

「表現したい」という気持ちが

大きく芽生えてくる時期です。


大人がその気持ちに寄り添い

環境を整えることで、子どもたちの芽は

のびのびと育っていきます。


「上手に描けたね」

「きれいに描けたね」


といった他者からの評価ではなく

自分で自分に満足できる。


そんな子どもたちの姿が、そこにはありました。




2、海のスケッチアート



海を前にしたスケッチ。


大人であれば、自然と青い絵の具に

手を伸ばすかもしれません。


それは「海は青いものだ」という前提を

無意識に持っているからです。


しかし、子どもたちが選ぶ色は違います。


自分の好きな色を、自分の使いたい色を

迷いなく選んでいきます。


この自由さ。この発想。


私たち大人は、これを大切に育んでいく

必要があると感じています。


なぜなら、イノベーションはいつも

誰も思いつかなかったような発想から生まれるものだからです。


実際、この40年で世界の時価総額ランキングは大きく変化しました。



かつて多くを占めていた日本企業は姿を減らし

新たな価値を生み出す企業が世界をリードしています。


もちろん原因は一つではありません。


しかし、画一的で正解を求めすぎる教育のあり方も

少なからず影響しているのではないかと考えています。


子どもは本来、自由そのものです。



だからこそ私たち大人にできることは

その自由を奪わないこと。


間違えることを許し、自分なりの表現を

大切にできる環境をつくること。


「大人は子どもの邪魔をしない」


それが、今の時代において私たちに

求められている役割なのかもしれません。


河津昇(ずっちー)



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